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過去の偉人たちが人生についていくつもの言葉を遺しています。時代や文化、宗教観が違っても、普遍的に感じるものがあるかもしれません。
今日は10個、ご紹介します。
- 「存在するとは、知覚されることである。」
— ジョージ・バークリー
(”To be is to be perceived.”)
(物事は誰かによって知覚されて初めて存在するとする、観念論的な思想です。) - 「他者は地獄である。」
— ジャン=ポール・サルトル
(”Hell is other people.”)
(他者との関係が自己の自由を制限し、苦痛をもたらすという存在論的な見解です。) - 「人生は苦しみである。」
— アルトゥル・ショーペンハウアー
(”Life is suffering.”)
(人生は本質的に苦しみであり、その中でどう生きるかを問い続けた思想です。) - 「勇気とは、恐怖に直面しても正しい行動をすることだ。」
— プラトン
(”Courage is knowing what not to fear.”)
(恐怖に支配されず、正しい判断を下すことが真の勇気だと説いた言葉です。) - 「疑いなく生きる者は、真に生きていない。」
— ミゲル・デ・ウナムーノ
(”He who does not doubt, does not live.”)
(疑問を持たずに生きることは、実際に深く考えることから逃げているという意味です。) - 「人間は自由の刑に処されている。」
— ジャン=ポール・サルトル
(”Man is condemned to be free.”)
(人間は選択の自由を持ち、それに伴う責任から逃れられないという存在論的な思想です。) - 「我思う、ゆえに我あり。」
— ルネ・デカルト
(”Cogito, ergo sum.”)
(自分が考える存在であることが、唯一の確実な真実であるという哲学的主張です。) - 「最も高貴なものは行動である。」
— ヘーゲル
(”The highest duty is action.”)
(人間の価値は、その思考や理論ではなく、実際に行動することにあるという教えです。) - 「幸福とは欲望の充足ではなく、欲望の削減である。」
— アリストテレス
(”Happiness depends on ourselves.”)
(幸福は外的な物事に依存せず、自分の欲望をコントロールすることから生まれるという教えです。) - 「汝自身を知れ。」
— ソクラテス
(”Know thyself.”)
(自分自身を理解することが、知恵の出発点であるという教えです。)これらの名言は、哲学の重要なテーマである自己認識、自由、行動、幸福について深い洞察を与えてくれます。
我思うゆえに我ありは、本当に有名だけど、実際のところよくわかってないかも~!
▼我思う、ゆえに我あり
「我思う、故に我あり」(われおもう、ゆえにわれあり)は、フランスの哲学者ルネ・デカルトが唱えた有名な言葉で、彼の哲学の核心を表しています。この言葉はラテン語で「Cogito, ergo sum」と表現され、今風の日本語に訳すと「私は考える、だから私は存在する」となります。
わかりやすく説明すると、デカルトは「自分が存在していることを確実に知るためには、何が証拠になるだろうか?」と問い始めました。彼はまず、外の世界や他の人たちが本当に存在しているかどうかは、疑うことができると考えました。夢を見ているかもしれないし、錯覚しているかもしれないという不安があったのです。しかし、どれだけ疑ったとしても「今、疑っている自分」が確かに存在していることは間違いないと気づいたのです。なぜなら、疑ったり考えたりしていること自体が、自分の存在を証明しているからです。
つまり、この言葉は「自分が考えている限り、自分が存在していることだけは疑いようがない」という意味です。
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